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四方山(よもやま)話と言ってもねぇ...
辞書引いたら四方山って四方八方(よもやも)の訛ったものだとのこと。要するに全方位どんな話題でも問題なし,千客万来,Come, come, eveybody!
なワケですね。ハイハイ,それだったらなんか書きましょうか,ってんでせっかく Web 上にのっけるんだし,面白いサイトでも紹介しちゃおうかね。
さて,先日ビデオ屋の前を通ったら,Haley なのになぜか 「ハーレー」って表記されちゃう演技のうまい子役が主演の映画 "A.I." のポスターが貼られてました。Steven
Spielberg の力作っていうんで前評判は高かったのですが,それほどヒットしなかなったのかな。見たヒトの話も賛否両論ですよね。感動しまくったヒトとシラケたっていうヒト。
ま,映画の出来はおいといて,A.I. の公式サイト
に行ってみましたか?やはり題材が AI なだけに,ちゃんといました。Chatbot。サイトを開くと別ウィンドウでナビゲーション・メニューが現れますが,そのウィンドウの下部に
Chatbot とお話できるコーナーがあります。これ,英会話の訓練にもいいかもよ。
で,早速インタビューしてみました。
Chatbot: Hello, my name is Chatbot. What's your name?
ワシ: Hi, my name is James.(もちろん偽名ぢゃ。わしゃバリバリの日本人やでぇ。)
Chatbot: Hi James.
ワシ: May I ask you some questions?
Chatbot: Not right now, maybe later.
ワシ: No, right now please.
Chatbot: Right now? I am glad we agree.
ワシ: (? なんじゃコイツ) How do you answer my question? Do you have
any knowledge-bases?
Chatbot: Some people call my technology "Case Based Reasoning" or CBR.
ワシ: Oh, I know CBR. Do you know alice?
Chatbot: What is Alice?
ワシ: Alice is a famous protoype of CBR.
Chatbot: Why do you think I am a kind of prototype of cbr?
ワシ: I said Alice is a prototype, not you.
Chatbot: What did you mean by it? Why do you think I am a prototype not I?
ワシ: What? Are you Alice?
Chatbot: I won't say "yes" or "no" right now.
ワシ: Please say it right now.
Chatbot: Wow, your are very polite. "it"
ワシ: .....
というわけで,Chatbot に完全におちょくられながらも彼/彼女は CBR で動いていることを確認。で,ALICE と自分を混同した感じからして,「コイツ,ALICE
そのものちゃうんか?」と思い始めて行ってみましたよ,ALICE のサイト(ちょっと間違うとオヤジの歌手 3 人組みのサイトに行く危険性があるので注意。^_^;)。
ALICE のサイト に行ってみたら,やっぱりありますよぉ。Talk
to A.L.I.C.E. のコーナー。それに A.L.I.C.E. の応用の Live Alicebots のコーナーも発見。しかもいろんな実装の紹介がされてて,いるわいるわ,いろんなのとお喋りできちゃいます。でよくよく見ると,なんだ,ちゃんと
Chatbot 君も紹介されてました。
で,同じ質問したろ,と思って Elvis Presley を選んでみたのですが,これがまた面白い。第一声は "Hello, there. Can
you tell me any gossip?" から始まりました。わはは。
CBR といえば問題解決過程のプロセスを一事象として記憶,新しい問題に関して過去に解決済みの類似事象をサーチして解決過程そのものを修正しながら解を得るという推論形式ですね。一時流行しましたよねぇ。80
年代後半から 90 年代初頭でしたか。それ以来日本じゃさっぱりこの話題聞かなかったもんで(Sony LAB にいた北野さんや NEC の島津さんなどが研究・発表されてたくらいは知ってますが),懐かしくなっちゃいました。
で,そのA.L.I.C.E. のサイトをよくよく見ると AIML (Artificial Intelligence Markup Language) なんてあるじゃありませんか。中身を見ると予想外にシンプル。ほとんどが
<category>, <pattern>, <template> のタグで構築されている世界。<category>
が推論のための知識の単位で <pattern> はインプットに対する検索の情報,<template> がユーザーからの具体的なインプット内容というブロック構成なんですね。へぇ〜,こんなんでできちゃうんだって感じです。
さて,A.L.I.C.E. とは異なる実装の紹介をしましょう。Raymond Kurzweil さんってご存知ですか?このヒト,天才の誉れ高きコンピューター・サイエンティストです。著作
"The Age of Spiritual Machines" をベストセラーにしたことでも有名ですね。で,この Kurzweil さんのサイトの一つに
KurzweilAI.net があります。ちなみにこちらの AI は "Accelerating Intelligence" の略らしいんですが,要は
Kurzweil さんのお声がかりで,Visionaries ( Kurzweil 氏曰く "Big Thinkers" ) が何かしら技術的に
"Big" なことを考えては発表しているサイトです。
で,ここにもいるんです。チャットしちゃうコが。Ramona っていう名前なんですけど,Ramona のスゴイところはただのチャット相手ではなく,Big Thinkers
の考えをインプットされた Kurzweil のアバターという存在だということです。つまり,Ramona は Big Thinkers の考えに対して質問したいことや確認したいことがある場合の窓口としてチャットで応答をしてくれるというわけ。
しかも,Ramona は LifeFX 社 の Virtual People 技術と ViaVoice による音声技術によって「命を吹き込まれた」存在です。早い話が,LifeFX
のプラグインをダウンロードして実行すれば,何やら曰く有りげな女性(ちょっとニューハーフっぽい感じもしたりして)が微笑を浮かべてちょっと揺れながら( LifeFX
を導入しないとダメですよ),質問に対して何かしら喋ってくれるっていうもんですが,よくよく見るとこれもなかなか大した技術。"Why are you
swinging?" って訊いたところ,"I really don't want to talk about that." だそうで....
そうだよなぁ,Big Thinkers のアイディアじゃないもんなぁ。
ちなみに Ramona の知識はすべて Web 上でリンクを図示する BrainEKP で表示されていて,Web を訪れたユーザーが興味の趣くままに知識の連鎖を楽しむことができます。
Big Thinkers の論文読んで,Ramona に質問して,BrainEKP でウェブ・サーフィンを楽しむ,なんていうのも洒落た知的な時間の過し方かも。くれぐれも酔っ払って
Ramona をからかってはいけません(ちょっとやそっとじゃからかえませんけど)。
幹事7号
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