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■S-open 創立3周年記念講演
「感性マーケティング最前線」■
- 「〜ソフトウェア技術者のビジネス構築の具体例として〜」
(株)感性リサーチ 代表取締役社長 黒川 伊保子 様
自己紹介
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(略称:富士通SSL)のAIエンジニアとして日本語による対話型情報データベースシステムの開発を通じ、「ヒトとロボットが会話して、ヒトが満ち足りるためにはどうしたら良いか」を研究。
ある日のそのシステムと利用者の会話から対話における語感の重要性、「ヒトは、対話で情報だけではなく、情を交換している」ということを知り、富士通SSL退職後も(株)感性リサーチを設立し、語感と対話情緒に関する研究を継続。
語感分析法の発見とそのビジネス化
言葉の働き、イメージ喚起力について分析し、語感の正体に気付いた。
語感を数値化し、指標としてマーケティングや商標管理に応用するサブリミナル・インプレッション導出法という語感分析法を世界に先駆けて確立した。
商品名から受ける商品イメージや年代・性別の嗜好性の予測をサブリミナル・インプレッション導出法を利用し、ビジネス化した。
ソフトウェア技術者への期待
事業開発はプログラミングと似ており、抽象化して関数にすることと、適度な例外処理を常に考える必要がある。
ソフトウェア技術者も事業家の視点を持ってほしい。
Q&A
Q:ソフトウェア技術者が開発担当者に品質を高めてほしいプロセスでは、その旨を無意識のうちに語感を使って伝えているような気がするが、日常での語感の利用に関する研究や実践がなされているのか。
A:既に呼ばれている名前と人間関係に相関があることを見つけている。 また語感を応用することで危険性が高く注目すべきプログラムの命名にも応用できるであろう。
Q:認識の基盤となる母語が日本語の場合とその他の言語の場合でどのように違うのか。
A:日本語は母音わたりで音声認識を行っているが、英語等は子音わたりで音声認識を行っている。母音は子音と比較し、自然音に近く、日本人の耳は自然音のノイズにも敏感。 寂寥感や侘び・寂びの世界は母語が異なると分かり合えないかもしれない。
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